大相撲14日目、白鵬は勝つには勝ったのですが、
変化しての勝利で熱戦を期待していたお客さんには
不満だったようでブーイングや野次が飛んでいました。



前の取り組みで、
逸之城と照ノ富士が水入りの大相撲を取った後だけに
一瞬で決まってしまったので物足りなかったんでしょう。

先場所の全勝優勝で連勝記録を伸ばしてきた白鵬ですが、
13日目に照ノ富士に破れ連勝は36でストップしました。

優勝の回数も33回と大鵬の32回を超え歴代最多の記録になりましたが、
まだどうしても超えられない記録が双葉山の69連勝の記録です。

白鵬の連勝記録は、63
その時、白鵬の連勝記録を６３で止めたのが稀勢の里です。

稀勢の里は、調子の悪いときでも白鵬とは良い勝負をしており
白鵬にとってもやりにくい相手

勝つためには、変化もやむを得ないことなんでしょうが
そこは横綱
変化するとは、と批判の声が上がるのも当然でしょう。

大相撲も上位陣がモンゴル出身だけになり、
白鵬に対する風当たりも強くなって
白鵬自身もそれに対する反発からか以前と違って
最近はなんだか苛立ちをつのらせているみたいですね。



今場所の白鵬は
終わっても記者に背をむけ何も話さないことが多いそうです。

理想を求め、大鵬さんを見習ってがんばっていたときとは、
明らかに違っているような気がします。

とかく批判の多かった朝昇龍と違って、
穏やかで謙虚な印象の白鵬。
以前の、強くてもやさしく謙虚だった白鵬が懐かしいです。

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